最近、アガサ・クリスティのエルキュール・ポワロシリーズにハマってしまい、古書店等でちまちま買い集めては読みふけっています。
なぜ古書かというと、現在ではあまり使われない表現で翻訳されているのが興味深いからなんですよ。登場人物が「気ち●い」とか平気で言っちゃうんですよ。今じゃ考えられない。あと、難しい熟語が使われているので勉強になるんですよね。
…ま、予算に限りがあるというのも大きな理由ですが(笑)
ところで、日本では翻訳権を独占している早川書房が「ポアロ」と表記しているためにポアロ呼びをする人が多いのだそうですが、個人的には「ポワロ」派です。
で、そのポワロ氏ですが、ヴィジュアルはNHKで放送していたデビッド・スーシェ氏版のポワロしか思い浮かびません。原作ではもうちょっと三枚目寄りのようですが、よくぞデビッド・スーシェ氏であのドラマシリーズを作ってくれたと喝采を贈りたい。
…さて、なぜ最近ハマったのか。
先年、ケネス・ブラナー版の映画「オリエント急行殺人事件」を観に行きまして、「コレジャナイ」感を味わい、昔の映画を見直して以来です。
いやー、いくらハリウッドが作るからといって、あのポワロはないわー。男前すぐる。
しかも新作を製作中だそうで。まあ、多分観に行きますけど。